初めての子どもができて、ママとパパの子育てが始まりますが、最初のころは悩みごとの連続です。子どもが泣きやまない、寝かしつけられない、などうまくいかない現状に親として自信をなくしてしまう場合もあります。ですが、あなたも子どもも個性を持ったひとりの人間です。失敗しながらも必死で子育てしようとする姿が子どもを成長へと導くのです。
ズバリ!子育てに必要なスキルは?
一番必要なことは
最初にはっきりと言っておきます。子育てに一番必要なのは、間違いなく「愛情」です。どんなに快適なベッドを用意しても、子どもが好きなおもちゃを買っても、それだけでは育ちません。どれだけ子どもと触れ合っているか、愛情を注いでいるかが非常に重要になります。つまり、どれだけ子育てに時間をかけているかです。夜、子どもの泣き声に反応して眠るまであやしてあげたり、昼間、睡眠不足と闘いながら遊んであげるのです。当たり前ですが、子どもは言葉で感情を伝えることができません。泣いて感情を伝えることしかできないのです。赤ちゃんは泣くことが仕事とよく言われますが、本当にその通りです。生活リズムが狂ってしまいますがしっかりと相手になることが大切です。
子育てでしてはいけないことは
よく感情に任せて怒ることだと思われますが、実は違います。子育てでしてはいけないことは「放置」つまり、無関心になることです。先に述べたように親も感情をもった人間です。あまりの手間のかかり具合に、感情的になって怒ってしまうことはあります。怒ること自体もいいこととは言えませんが、その後に愛情をもったフォローをいれたらそんなに問題にはなりません。むしろ、そのまま放っておくことのほうがよほど危険です。あまりに無関心がひどいと、赤ちゃんはそのうち泣かなくなることもありえます。これは、親を楽させようと思っていい子になったわけではなくて、自分が関心を持たれていない、愛情を受けていないことを理解して自分の殻に籠ってしまったのです。そんなの分かるわけがないと思うかもしれませんが、赤ちゃんはママをママとしてちゃんと理解しています。慣れない子育てに疲れているのは分かりますが、無関心になりすぎていないか注意が必要です。
パパに助けてもらおう
子育てはママだけの仕事ではありません。パパが赤ちゃんの世話を率先してやってもいいのです。そのほか、家事などをしてもらうことも子育ての助けになります。どちらが何をするという決まりはないので、ふたりで助け合って分担していくことが大切です。ママ、パパともにお互いの気持ちを理解して協力することができたら、子育ての苦労のなかにも楽しさを見つけることができます。本来、赤ちゃんは癒される存在のはずです。
(まとめ)子育ては技術ではありません
子育てにおいて、必要なスキルはないと言えます。必要なのは、子どもに対しての愛情と夫婦の協力です。同じ子どもは世界中どこを探してもいないので、子育ての決まった正解もありません。ときには怒ってみたり、一緒に泣いてみたり、試行錯誤しながらもしっかりと愛情を注いであげたなら、子どもは真っすぐに育ってくれます。