子どもが生まれると、毎日が忙しく過ぎていきますね。ミルク、おむつ、夜泣き、離乳食など、子育てには終わりがありません。生まれて一ヶ月もたてば少しずつ外の空気にも触れ、近所をお散歩したり公園に行ってみたりと親子の行動範囲も広がることでしょう。そんなときに気になるのが、公園で子どもを遊ばせながらおしゃべりしたり楽しそうに過ごしているママたちです。
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ママ友って必要ですか?
ママ友って、何ですか?
ママ友とは、子どもを通して知り合った友達のことを指します。子どもが生まれたことにより、公園、子ども支援センター、幼稚園や保育園で知り合い、友達になるママのことです。お互いに子育てを頑張る仲間として、子どもの相談をしたり、おススメの子育て情報を交換したり、ときには愚痴を言いあったりする、頼もしい存在ですね。独身時代のように趣味や好きな音楽を通じて仲良くなるのではなく、子どもを介して仲良くなる、少し特殊な友達でもあります。
ママ友って、どうやって作るんですか?
実際に公園や子ども支援センターに行くと、子どもを遊ばせながら楽しそうにおしゃべりしているママたちを見かけますね。あんなふうに仲良しのママ友って、どうやって作るのでしょうか。子どもを連れて公園に行っても、すでにママたちがグループになっていることも多く、そこに入り込む勇気はなかなかないですね。
そんなときは、決して無理に仲間を作ろうとしないでください。子どもとお出かけする目的を思い出してください。太陽の光を浴びて、外の風や空気を感じて、遊具で遊んだり、子ども同士で遊ばせたりするためにお出かけしているんです。まずは自分の子どもに目を向けて、わが子が楽しく過ごせるようにしましょう。公園であれば一緒に砂場で山を作ったり、滑り台の下でわが子を受け止めたり、ブランコを押してあげたりしましょう。子ども支援センターであれば絵本を読んであげたり、積み木を積んでみたり。親子の時間を充実させるのです。
そして、余裕があれば近くにいるママに話しかけてみましょう。話すことは何でも大丈夫です。お子さん何ヶ月ですかとか、ブランコお上手なんですねなど、もし話が弾んで少しお話ができたらラッキーくらいの気持ちでいいのです。子育て中のママはたくさんいます。その中に気の合う人がいたらお友達になればいいのです。公園でよく会うママ、ご近所の同い年くらいの子どもを持つママなど、何度も会う人とは自然と話すことが多くなります。その中でも気の合う人とは自然と仲良くなるものです。ママ友を作ろう、連絡先を交換しよう、と意気込んでいるときほど、出会いに恵まれなかったりもします。あくまでも子どもを通した友達であることを忘れずに、構えることなく気楽に考えてみてください。
ママ友って、いないと困るんですか?
ママ友地獄、なんて言葉を聞いたことはありますか?ママ友同士でグループができると、その中で仲間外れがあったり、避けられたりとまるで中学生のような複雑な友人関係が出来上がってしまうことがあります。全てのママ友同士がそのような関係になるわけではないのでそれほど心配しないでください。しかし、ママ友であっても合わない人がいるのは必然です。無理して仲良くしたり、話を合わせたりするのは苦痛ですよね。
ママ友がいないと困ることって何でしょうか。子どもの病気のこと、育て方のこと、近所の幼稚園の情報など、子育てに関することはママ友でなくても相談相手はたくさんいます。病気やケガのことであれば、小児科のある病院で医師に相談するのが確実です。子どもの性格や癖といった医師に相談するまでもないけど気になることであれば、子育て支援センターの相談室や自治体の保健所で相談にのってくれます。幼稚園や保育園の情報であれば、自治体の担当部署で相談することが可能です。
(まとめ)ママ友は、いてもいなくても大丈夫!
ママ友は、子どもとの時間を楽しく過ごせる仲間です。もちろん、ママ友がいなくても家族で過ごす時間を充実させるなどして楽しく過ごすことができます。話の合うママ友がいたら、ちょっと楽しい。いなくても困らない。それくらいの軽い気持ちでいることが必要です。ママ友を作ることばかりに気を取られず、自分らしい子育ての時間を楽しんでくださいね。