子育てする場面では、想像している以上に様々な問題が起こる可能性があります。子供が親の言うことを聞かないこともあります。また、実現不可能に思える夢を語りだすようなこともあるでしょう。だからといって、投げやりに子育てをしてしまっては後悔することになりかねません。そこで、どのように子育てをしたらベストかを知っておくべきです。これらの方法を知ることで、より充実感を感じる子育てができるでしょう。
子育てをしている親ならば確実に知っておきたいこと
叱ることも立派な子育て
話が通じる年齢の子を育てる時に、できるだけ子供を叱らないようにしようと考えている親は少なくありません。確かに、叱らない方が家庭内の空気は良くなるでしょう。ですが、しつけとして考えると、叱ることも必要になります。叱る場面でも、上手に叱ることが重要になります。この時、子供に対してなぜ叱っているのかを明確にしておく必要があります。頭ごなしに子供を叱ると、子供はなぜ自分が叱られているのかわからず親の目ばかり気にするようになります。親も冷静に、単に叱ることを目的とするのではなく、明確な理由を述べて子供に改善を求めるような言葉を考えるべきです。
この点、子供を叱ると親と子供の間で心の距離ができてしまうため、叱るのは良くないと考えている人もいるでしょう。しかし、子育てをする場面で覚えておきたいのは、親が子供に教えることができる愛は2つあると言うことです。一つは、子供を褒めたり認めたりする包み込む愛です。もう一つは、ときには叱ることにより子供を切り離す愛になります。なぜ切り離すことが重要かと言えば、家庭外の世界があることを教えるためです。この両方をうまく使いこなすことで、より良い子育てをすることができるでしょう。
子供に対して否定的な決めつけはしない
子育てをする中で子供がある程度大きくなってくると、自分の夢を話し出すことがあります。子供の夢は非常に大きく、大人では考えられないような発言をすることも少なくないです。例えば、男の子ならばサッカー選手になりたいと言うことやプロ野球選手になりたいと言うこともあります。女の子ならば、アイドルになりたいと考えている子もいるはずです。大人からすれば、とても叶いそうにない夢に感じるため「どうせなれるわけがない」と決めつけてしまうこともあるでしょう。
しかし、やる気に満ちている子供に対して、親が否定的な言葉を浴びせると子供の意欲すら奪ってしまうこともあります。確かに大人から見れば現実から大きくかけ離れた夢を持っていると感じるかもしれません。そして、結果的にそれは実現できないかもしれません。だからといって子供に対して否定的なことを言ってしまうと、努力する気持ちを奪ってしまう可能性があります。それよりも、「応援しているからがんばってね」等のように、肯定的な言葉をかけてあげることが積極的な子供に育てる上で大事になります。
(まとめ)子育てをするときに必要な2つの事
親は、子育てをする場面ですぐ子供を叱ってしまいがちですが叱り方にも方法があります。叱るときは、しっかりとした理由を述べることが重要です。また、子供がある程度大きくなってくると、自分の夢を語ることもあります。しかも、なかなか叶いそうにない大きな夢を語ることがあります。この時、それを一方的に否定するのではなく認めてあげることも大事です。